自伐林業のすすめ

山いちばで山林を購入して、自伐型林業を始めてみませんか?

山林保有のメリットは、財産やレジャー用地としての価値だけではありません。山林保有には立木を育成して販売するという事業や投資の側面もあり、税制面でも優遇されています。

また、過去最低レベルで推移する立木価格も、直近ではわずかながら上向き始めました。

最近は自伐林業に関する書籍がいくつか出版されており、自伐型林業を推進するNPOや自治体の支援も充実してきました。山いちばもグループ保有の山林で林業経営を行っています。

自伐型林業を始めるなら、ぜひ山いちばにご相談ください。長年林業に携わってきたプロの技術やノウハウを惜しみなく提供して、お客様の林業経営を応援します。

このページの最後に、自伐型林業を通じて山作りを進めているお客様のYouTube動画を公開しています。ぜひご参照ください。

投資資産としての山林

植林

山林にはスギやヒノキが植林されていますが、これは不動産や家屋と同じ財産であり、スギやヒノキを成長させることによって得られる利益には、投資と同様の価値があります。

また、山林は日本国土の3分の2を占め、水源保持や木材資源の育成といった国土保全や、自然環境の維持に重要な役割を果たしています。

そのため、国や自治体では植林や間伐などの育林事業に補助金を配布したり、保安林制度を設けて森林の育成と保全を行うとともに、税制でも山林所得などの優遇制度があります。

しかし、最近は山林放棄や所有者不在といった問題があり、放置される山林が増加しています。

山林は適切に管理しないと木材の質が低下し、財産的価値が下がりますが、定期的な手入れによって質の良い木材が育ち、生産量が増加します。

そこで、スギやヒノキを自らの手で管理し、収入を得る自伐型林業が注目されています。

立木価格の現状は過去最低レベルで推移していますが、ここ数年は下げ止まりの傾向が見られ、バイオマス燃料や海外需要の増加もあって、直近ではわずかながら価格が上向き始めました。

山元立木価格の推移

林野庁ホームページより転載

投資資産としての山林の利回りは立木価格に左右されるので、価格の上昇傾向は有利に働きます。

また、自伐型林業の収益は、殆どが立木の販売によって得られます。現状の立木価格ではどうしても補助金頼りになりますが、立木価格が上昇すれば収益が増えるので、経営にはプラスに働きます。

自伐型林業の始め方

自伐型林業を始めるにあたって、資格等は必要ありません。機材もチェーンソーと軽トラックがあればOKです。伐採や搬出を自ら手掛ければ、経費はかかりません。

自伐型林業のフィールドは、自ら山林を購入して所有したり、山主から借りて施業することもできます。

チェーンソーやウインチ、クレーンを扱う場合は、事前に講習や教育を受けるとよいでしょう。人を雇用する場合は、作業に応じた技能講習や特別教育が必要になります。

続いて森林簿を見て山林の現状を把握し、樹種や林齢に応じた施業計画を立てます。現状の機材で収益を最大化できるように、間伐のタイミングや伐採対象の立木を選択してください。

山林を所有した際の資産価値を知っていただけるようにするため、山いちばで販売中の山林も立木の種類と経過年数に応じた材積予測を作成して、立木価格のシミュレーションを行っています。

自伐型林業について学ぶなら、自伐型林業の実践者や施業技術、山から収益を得る方法を紹介している書籍「New自伐型林業のすすめ」や「小さい林業で稼ぐコツ」の一読をおすすめします。

福岡県のホームページから無料でダウンロードできる「自伐型林業の手引き(小さな林業で稼ぐ)PDFファイル/5.35MB」も参考になります。

各種支援制度もあり、自伐型林業を推進するNPO法人「自伐型林業推進協会」や全国各地の自治体が、勉強会や林業研修を行っています。

自伐型林業の楽しみ

自伐型林業の楽しみ

山林所有の楽しみは、キャンプやレジャーだけではありません。週末だけ木こりになって山に入り、自分で立木を育てて販売するような楽しみ方もあります。

山いちばでも山林の売買や仲介だけでなく、グループ内で山林を保有し、下刈りや間伐などの管理を行っています。伐期を迎えた立木は伐採、搬出し、木材市場や製材所に販売しています。

山林を所有することは、自分の財産を育てるだけでなく、世の中に対する責務もついてまわります。

また、自伐型林業は過疎地でも雇用を生み出す「地方創生の切り札」として注目されています。

後世に豊かな自然を残し、地球環境を守るため、そして自らの手で立木という財産を育てるために、ぜひ一度自伐型林業に挑戦してください。山いちばもお客様の山林経営を全力でサポートします。

YouTube動画 自伐型林業で自分の山を作る

自伐型林業を通じて山作りを進めているお客様を取材して、YouTube動画で公開しています。

山いちばで京都の山林を購入された岩本様は、「丹波山活の会」という団体を共同で作り、自伐林業を実践されています。

平日は仕事があるので、休みの日に山へ通いながら、少しずつ山を整備されています。今年は尾根まで楽に上がれるように、山の斜面に道を作ることが目標とのこと。

山作りや育林は、親子孫の三代、100年単位で考えないといけないので、自分の一生を通じて楽しめる事業です。

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