山いちばでは、日本全国の山林買取を行っています。
実際に山林や木材を扱う業務を行っているため、山林買取で必要となる境界線や所有者の問題解決や、スギやヒノキなど木材の価値を正確に査定するためのノウハウがあります。
山いちばが持つ林業事業体や森林組合など、幅広いネットワークを生かして、お客様の山林を適正価格で買い取りいたします。また、山林以外の原野や竹林も条件次第で買取可能です。
- 不要な山林をすぐ現金化したい
- 山林を相続したが、使い道がないので売却したい
- 山の売り方がよくわからない
- 田舎にある山林の手入れが面倒だ
- 山林買取業者の査定でスギやヒノキが無価値だった
山林を早く売りたい方は、ぜひ山いちばにご相談ください。売却手続きや境界策定、税金面など、山林・林業のプロが山林買取をサポートします。
山林買取の調査と手続き
山林買取の手続きは、以下のような流れになります。
- 山林の「登記簿謄本」もしくは「固定資産税の通知書」を用意する
- 山いちばに買取の査定(山林の現況・立木価格)を依頼する
- まず書類等を見て、買取できる物件かどうかを判定する
- 現地を調査(ドローンによる空撮と地上からの確認等)して、山林買取の査定金額を確定する
- 買取金額が決まったら山いちばと譲渡契約を結び、山林買取の代金をお支払いする
山林買取の査定価格を決めるにあたって、まず森林簿や森林計画図などの書類を調査し、隣地との境界、権利関係、木材の種類や植林面積などを確認します。
書類調査の段階で、対象となる山林が他人との共有名義であったり、図面が古くて境界がはっきりしないといったことがよくあります。
権利関係が複雑な場合や、面積が小さすぎる場合は、山林買取をお断りすることもあります。
事前の書類調査で問題がない場合は、実際に山林内に入り、現況や立木の種類、生育状況、間伐、下刈りの有無等を改めて確認し、ドローンによる上空からの撮影も行い、登記簿の情報と山林の現況に違いがないかを確認します。
登記簿の情報や図面だけでは、山林の価値を正確に判定することはできません。実際に現場に入って山林内を歩き、プロの視点で現況を確認することが大切です。また、風害・雪害による倒木や、林道などの管理状況も確認します。
山いちばでは、山林の買取査定や調査を無料で行っております。
山林の境界や権利関係などの調査費用が発生する場合は、事前にお知らせしますのでご安心ください。
山林買取の査定価格と相場
山林の現地調査が完了したら、土地と立木の査定金額を合算し、山林買取の価格を算出します。
山林の土地については地目や面積、接道状況、傾斜などを考慮し、立木については樹種、樹齢、手入れ状況、伐採や搬出の難易度などを考慮した上で、市場の木材価格を参考に価格の査定を行います。
山林買取の相場は立地や立木の種類、地目などによって異なりますが、1平方メートルあたり数十円~1,000円程度となります。山村の奥地や林地は安く、平坦地の多い山や都市近郊林地ほど高くなります。
山林買取の契約を結ぶ
山林の査定が終わったら、調査結果を記載したシートを作成して、お客様にお渡しします。
査定シートには、接道や境界といった山林の現況をはじめ、スギやヒノキなどの樹種と面積、立木と土地の査定価格など、山林の価値に関する情報が記載されています。
査定にご納得いただければ、山いちばとお客様との間で山林買取の契約を締結し、代金をお支払いします。
国土交通省のサイトで山林価格や相場を調べる
国土交通省のサイト「土地総合情報システム」の不動産取引価格情報検索から、過去に取引された山林の価格や相場を調べることができます。
国土交通省が提供する「土地総合情報システム」は、不動産の取引価格、地価公示・都道府県地価調査の価格を検索できるサイトです。
ただし、山林売買の情報を検索した場合、5000㎡以上の面積は一律表示となり、立木の種類や取引条件などの記載もないので、あくまで参考程度の価格や相場とお考え下さい。
山林価格の調べ方
- トップページの「不動産取引価格情報検索」をクリック
- 左メニューから時期を選ぶ
- 種類を選ぶから「林地」を選ぶ
- 地域を選ぶで都道府県と市町村を選ぶ
- 「この条件で検索」をクリック
山林価格を調べる 土地総合情報システム | 国土交通省
山林買取に必要な書類
山林買取をご希望される場合は、事前の査定が必要です。山林買取に必要な書類として、対象となる山林の「登記簿謄本」もしくは「固定資産税の通知書」をご用意いただきます。
登記簿謄本には住所などの地番と現在の所有者、地目が記載されており、法務局で取得できます。固定資産税の通知書は、山林所有者の方に毎年送られてきます。
山林買取の事前査定は無料で行っております。お気軽にご依頼ください。
山いちばでは、山林買取に必要な公的書類の取り寄せ方法や、記載項目の確認方法など、様々なサポートを無料で行っております。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
山林買取はどこに相談?
山林をすぐ換金したい、山林を買い取ってほしい場合は、どこに相談すればよいのでしょうか。
通常はまず銀行や税理士ですが、山林取引に必要な専門知識や、木材の価値を正確に査定できるノウハウはありません。
また、山林買取業者は不動産を兼業している場合が多いのですが、山林と不動産は似ているようで取引に必要な知識が異なるため、的確なアドバイスを受けたり、山林の価値に見合った査定結果を得ることは難しいでしょう。
やはり、山林のことは山林のプロに相談するのが一番です。
立木や木材も査定
不動産取引では、土地だけでなく上物も評価の対象になりますが、山林買取を依頼して業者が査定すると、山林の立木は価値なしという結果になりがちです。
適切な伐採・搬出方法や、木材の販売ルートを持たない業者は、立木に値段をつけることはできません。
山にあるスギやヒノキ、広葉樹は、上物と同じように価値があります。木材の価値をきちんと査定できる業者であれば、山林をより高値で買取してもらえるでしょう。
山いちばでは、山林の現況や接道条件、立木の種類や年数、マーケットの市況まで考慮した上で、山林全体の価値を正確に査定し、納得できる金額で山林買取を行います。
山いちばでは、スギやヒノキ、広葉樹や雑木などの立木や木材の買取を行っています。お気軽にご相談ください。
立木や木材も買取: 立木買取 スギやヒノキも査定
山林買取後の税金について
山いちばでは、山林買取後の税金に関するアドバイスも承ります。
山林を譲渡して得た所得は山林所得となり、確定申告が必要です。ただし、取得して5年を経過しない山林の譲渡は、事業所得か雑所得になります。
山林所得は他の所得と別けて課税額を計算する分離課税となり、山林譲渡する場合の土地については、譲渡所得になります。
山林所得には「長い期間をかけて木を育てる」という林業の経営スタイルに配慮した税制や特例が設けられており、5分5乗方式という特別な方式で所得税額を計算します。
山林所得に関する詳細は、以下の記事をご参照ください。
山林所得について: 山林所得とは
※ 税理士法第52条の定めにより、税務相談を業として行えるのは、税理士や税理士法人のみとなっています。税金の実務については、税理士にご相談ください。
山林買取の問い合わせ
山林買取をご希望の方、山林をすぐに処分・現金化したい方は、山林のプロ「山いちば」にご相談ください。
境界がわからなかったり、必要な情報が揃っていなくても大丈夫です。こちらで山林の調査や公的書類のチェック、手続きに関するアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
下記のフォームに必要事項をご記入の上で「送信」してください。
山林売却・山林買取でよくあるご質問、お問い合わせを「山林売買 Q&A」にまとめました。ご質問の前にぜひご一読ください。
山林売買Q&Aページ: 山林売買Q&A 山林購入・売却をご希望の方へ